養豚はキレイで労働環境最高?!
23歳の女の子が「私は農業高校出身で、いつか、養豚の飼育員になりたいんだ」と話をしていた。
養豚の事が少しもわからない私は、何で養豚の飼育をしたいのか不思議だったので、
何で?か聞いてみた。
「かわいいんですよ豚。キレイ好きだし」と嬉しそうに話をするのだ。
なんか、うらやましいなって思って、悔しくもなった。
「こんなに「夢」をまっすぐに語れるなんてすごいな」と思って、悔しくなったんだと思う。
実はその子は介護職員をやっていて、退職したいと私にいってきた職員なのだ。
養豚の求人があったのを見て、辞めようって思ったみたいで、迷いがなくて、
こちらも止める気すら起きなかった。
養豚に就職して、2週間経過してユニフォームを返しにきた時だ。
仕事はどうか?と話を聞いてみたら、「すっごい楽しいです、思っていたより、
臭いもしないし、でも納品する時は悲しいです、
”言葉を話せなくて良かった”って思います」と話をするのだ。
その言葉は「すげーな、この子・・・」
そして、色々仕事内容を聞いた。
養豚のコツである!
・豚を大切に扱うこと
・豚の選定をすること
・優秀な母豚はわかるように
・感染症には気をつける
以上である。
すべてには理由がある。
豚を大切にする事は、気性が荒くない豚を育てる事につながり、
ストレスのない良い豚肉になるのだ。
静かで、協調性のある豚が多くなる事で、ストレスがなく、
暴れる事がなく、掃除をさせてくれるので、清潔になり、臭いもしないから、
職員の負担が減ります。
優秀な母豚は“子育てが上手で” “何匹も1年に産む”。子供がのびのび育ち、何匹も
産むので、利益率が高いです。
感染症はもちろん「豚の命を守るため」です。
養豚の飼育で大切なコツですが、「あれ、これ似てる」と思ったんです。
「組織」です。
・職員、お客様を大切に扱うこと
・職員、お客様の選定をすること
・優秀な職員、お客様はわかるように
・感染症には気をつける(職員、お客様の)
事業をやるにあたり、従業員のモチベーションを上げる為、福利厚生が大切です。
良い職員であれば、問題は起こらず、無駄な時間がない。
優秀な職員は良い職員を教育できます。
職員の健康は重要です。
お客様も満足度を上げる為、品質の向上は大切です。
良いお客様は商品を買ってくれます。クレームもありません。価値にお金を払ってくれます。
優秀なお客様は広げてくれます。良いお客様を育ててくれます。
お客様の健康は重要です。健康だから買ってもらえるのだから。
養豚を「夢」みた女の子から、とても大切なコツを教えてもらいました!
すべて共通するんだなぁ。。。
“言葉を話せない動物”で、それだけコツがあるんだから、
“言葉を話せる「人間」”はもっとコツが必要なのかもしれない